元日本代表MFの松井大輔は6月1日、自身のYouTubeチャンネルで最新コンテンツを公開。翌日に札幌ドームで行なわれるパラグアイとの強化試合に挑む日本代表のスタメンを、自身の希望を交えながら予想した。

 まずシステムは、「オプションとして4-2-3-1や3-4-3も持っておきたい」としながらも、「4-3-3で多分行きたいのかな」と、これまで通りの形を予想した。

 GKは正守護神の権田修一(清水)で、最終ラインは「一気に変えちゃってもいい」と、右から菅原由勢(AZ)、板倉滉(マンチェスター・シティ)、伊藤洋輝(シュツットガルト)、中山雄太(ズウォーレ)をチョイスした。磐田時代の同僚である初代表の伊藤には、「ユーティリティで左足のキックが得意。楽しみ」と期待を込めた。

 ただ、「ロングフィードが上手く、中に入って組み立てもできる近代的なサイドバック」と評した菅原は、故障を抱えて前日練習で別メニューになっており、右SBには山根視来(川崎)が入ると予想されている。

【動画】パラグアイ戦のスタメンや日本代表の期待について語る松井大輔
 中盤は、アンカーに「要だから、どうしても変えられないんじゃないかな」と不動の遠藤航(シュツットガルト)をセレクト。その遠藤と「2人でバランスをとって行く」として、インサイドハーフの左には田中碧(デュッセルドルフ)、右には「どこで使われるのか見もの」という鎌田大地(フランクフルト)を置いた。

 3トップは、インサイドハーフと迷いながら、3月の選外から復帰を果たした堂安律(PSV)を右ウイングと予想。大迫勇也不在のCFには、「自分としては使ってみたい」と古橋亨梧(セルティック)、左には「見たい」と“お気に入り”の三笘薫(ユニオン・サン=ジロワーズ)を選んだ。

「第1戦は試してくるんじゃないかな」という松井の見立ては、果たして的中するだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部