日本代表は6月2日に開催されたキリンチャレンジカップ2022で、パラグアイ代表と札幌ドームで対戦。南米の難敵を4-1で粉砕した。
これを受けて、「日本は南米の巨人を打ち負かした。スペインとドイツは軽視するべきではない」と題した記事を掲載したのが、中国のポータルサイト『捜狐』だ。
記事はまず、パラグアイについて「ワールドカップに5回出場し、ラウンド・オブ16に2度到達。コパ・アメリカでは優勝2回、準優勝5回と南米のファーストクラスのチームだ」と紹介。「しかし、アジアでトップの日本と対峙したパラグアイの選手全体の動きと判断力は、日本の選手よりも半テンポ遅く、フィジカル勝負でのアドバンテージを発揮することができなかった」と評した。
一方、日本については、「技術的にも戦術的にも明らかなアドバンテージを持ち、強力を発揮した。完璧な勝利だった」と称賛。次のように伝えている。
「カタール・ワールドカップのグループ抽選が発表されたとき、多くの人が日本の運命を懸念した。彼らは、スペイン、ドイツ、そしてコスタリカとニュージーランドの勝者と同居し、真の死のグループに入った。しかし、南米の巨人パラグアイを4-1で破った。これは、アジアでトップとして確固たる地位を築いている日本が、世界の第2集団には遅れをとっていないことを示している。スペインとドイツは軽視するべきではない」
同メディアは「もちろん、練習試合の勝敗は重要ではないが、日本はゲーム全体でパラグアイを圧倒した。同じグループのドイツとスペインは全体的に優れた強さを持っているが、このような全員攻撃・全員守備の相手に直面しても、バランスの良いフォーメーションを維持しており、日本は素早い攻撃と機敏な守備を備えている」と森保ジャパンを高評価。こう締めくくっている。
「元世界王者の2チームだとしても、簡単には勝てないだろう」
今回のパラグアイはコンディションにもモチベーションにも問題があり、真に受けてはいけない部分もあるが、同メディアは日本の強さに感嘆したようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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