2桁ゴール&2桁アシストを記録した25歳のレフティ

6月にイングランド代表デビューを飾ったウェストハムのFWジャロッド・ボーウェン。オフシーズン中にも、11月に行われるカタールW杯への想いを募らせていたようだ。

昨季はウェストハムでリーグ戦36試合12ゴール10アシストと大活躍を見せたボーウェン。チーム得点王&アシスト王の活躍で、リーグ戦7位やヨーロッパリーグベスト4到達といった好成績の原動力となった。

イングランド代表指揮官のガレス・サウスゲイト監督は、6月のネーションズリーグ4連戦でボーウェンを初招集。チームは0勝2敗2引き分けと大きな不安を残す結果に終わったものの、ボーウェンは初戦のハンガリー戦からいきなり先発出場を果たし、4戦全てで出場機会を与えられた。

その後オフシーズンを過ごしたボーウェンは、先日行われた『Amazon』のイベントに出演し、昨季限りでワトフォードを退団となった元イングランド代表GKベン・フォスターと共演。英『Daily Mail』によれば、ボーウェンはそこでイングランド代表への想いを明かしている。

「イングランド代表に選ばれたことはもちろん嬉しかったけど、プレイできるかどうかはわからなかったし、ただの一経験だった。でもプレイできた時は夢のようだったよ」

「国のためにプレイするのはいつだって特別だけど、W杯に出場するためには、今季どうなるかを見ないといけない。でも出場したいね」

「オフシーズン中に、W杯でプレイすることを考えなかったと言えば嘘になるよ」

プレミアリーグは8月初旬から開幕するが、9月末には次の代表ウィークが控えている。よっぽど調子を落とさなければ、引き続きボーウェンが招集される可能性もありそうだが、できればリーグ開幕からロケットスタートを見せたいところ。6月の4連戦ではチームを勝利に導くことができなかったが、次回こそは代表での初勝利や初ゴールを味わおうと意気込んでいるはずだ。