今夏ブライトンに復帰した日本代表MF三笘薫に地元メディアの期待も高まっているようだ。

 昨シーズンはブライトンから姉妹クラブのユニオン・サン・ジロワーズ(ベルギー1部)に期限付き移籍した三笘。公式戦29試合の出場で8ゴール4アシストを記録し、昇格組であるユニオンSGの上位躍進に貢献した。今夏ブライトンに復帰すると、初実戦となったエストリル・プライアとのプレシーズンマッチで初得点を挙げるなど、アピールを続けている。

 そして、26日に行われたブレントフォードとのプレシーズンマッチに三笘は先発出場を果たし、69分までプレー。試合は0-1で敗れたものの、好パフォーマンスを披露したようだ。地元メディア『Sussex Live』は同試合の選手採点を掲載。三笘はエクアドル代表MFジェレミー・サルミエントと並んで、チーム最高点タイとなる「8」と採点された。

 なお、採点とともに同メディアは「日本代表選手は一瞬のうちに0から100へと移行することができるようだ。彼は簡単に相手を抜き去る能力を持っており、左ウィングでのプレーは快適そうに見えた」と賛辞を送った一方で、「ファイナルサードでのパスはもっと良くなる必要がある」と課題を挙げつつ、「本当に力強いプレーを見せている」と期待を寄せている。

 ブライトンは今後、30日にエスパニョールとのプレシーズン最終戦を行った後、8月7日にプレミアリーグ第1節でマンチェスター・Uとのアウェイゲームに臨む。