レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英が、8月15日に行われたラ・リーガ開幕戦カディス戦のMVPに輝いた。久保は決勝ゴールを決め、鮮烈デビューを果たしていた。

■決勝ゴール

 今夏、レアル・マドリードからレアル・ソシエダに完全移籍した久保が、2022/23シーズンの開幕戦であるカディス戦で先発し、公式戦デビューを飾った。アレクサンデル・イサクやダビド・シルバ、ミケル・メリーノやブライス・メンデスらとともにスタメンに名を連ねたのだ。

 先制点が生まれたのは24分。メリーノからの浮き球のパスに反応した久保がラインブレイクしてGKと1対1に。ワントラップから右足で蹴り込んで、ゴールネットを揺らした。

 久保は78分に途中交代。その後、両チームはスコアを動かすことなく試合は終了した。結局久保のゴールが決勝弾となり、ソシエダがカディスに1−0の勝利を収めたのだ。久保の存在感を見せつける、鮮烈デビューとなった。

■MVPに選出

 ソシエダの日本語公式ツイッターがカディス戦のMVPに久保が選出されたことを、「久保建英 カディスCF戦にてMVP ソリオナック、タケ!」のメッセージと画像とともに報告した。この投稿には「おめでとうございます!ゴールは素晴らしかった」や「もう既に過去最高のシーズンになりつつあるぞ!」などのコメントがあがっている。

 開幕戦で勝利を収めたソシエダは次節バルセロナと対戦する。久保は2試合連続のスタメン出場を飾り、2試合連続のゴールでチームを勝利に導くことができるだろうか。