8月16日、ブンデスリーガのシュツットガルトが公式ツイッターを更新。第2節のゴール動画を公開した。

 この動画に収められているのは、8月13日にアウェイで行われたブレーメン戦のプレーだ。MF遠藤航とDF伊藤洋輝のサムライブルー2人が先発出場し、遠藤が豪快なゴールを決めた試合で、2-2の引き分けに終わっていた。

 16日に公開された動画はその遠藤のゴールから始まる。シュートを放つところまではメインスタンド上方からの映像と思われるが、直後からは、ゴール真裏のカメラに切り替わる。それを見ると、この日本代表の右足から放たれたボールは、ものすごい勢いで直線的に飛翔。相手GKも反応するのがやっとで、ゴールインするまで文字通りの“瞬間”だ。

 しかも、そのボールの勢いがすさまじく、ゴールネットに突き刺さると言って過言ではないレベルなのだ。GK目線で見るこの映像を見れば、シュートがいかに“弾丸”だったかが分かり、チェコ代表GKイリ・パブレンカを責めることなどできなくなるはずだ。

 デュエル王の称号を得る遠藤だが、そのミドルシュートの威力も“王”にふさわしいものと言えよう。

■シュツットガルトは2戦連続引き分け

 動画の残りは、後半32分にFWムブンパが決めたゴールだ。オーストリア代表FWサーシャ・カライジッチのスルーパスに反応したムブンパが、相手GKとの1対1を冷静に決めたもの。このゴールが逆転弾となって2-1としたが、後半終了間際に同点弾を許して2-2に終わっていた。

 シュツットガルトは開幕からの2試合をどちらも引き分けとしており、勝点2で現在12位。守備に加え、得点力も見せつけた遠藤の力でチームを上位に引き上げることができるか、楽しみなシーズンとなりそうだ。