シント=トロイデンVV(STVV)所属のDF橋岡大樹(23)が、FIFAワールドカップ・カタール大会の日本代表メンバー選出にむけての意気込みを語った。8日、ベルギー紙『Het Belang van Limburg』が同選手のコメントを伝えている。
橋岡大樹は2018年に浦和レッズの下部組織からトップチームに昇格。浦和レッズで出場機会を増やし、2019年12月のEAFF E-1サッカー選手権(旧東アジアサッカー選手権)で日本代表に初めて選出される。
そして昨年1月に浦和レッズからSTVVへ移籍すると、海外挑戦1年目から右サイドバックでレギュラーに定着。今季もここまでリーグ戦全試合で先発出場しているほか、開幕戦ではアシストをマークしている。
そんな橋岡大樹は昨年にU24日本代表の一員として東京五輪に臨んだものの、カタールW杯アジア最終予選や今年6月開催のキリンチャレンジカップ・キリンカップサッカー2022では一度も日本代表に招集されていない。
それでも本人は『Het Belang van Limburg』のインタビューで「カタール・ワールドカップに日本代表として出場するために、毎試合ベストを尽くしています。STVVでいい成績を残すことが大事なんですよ」とコメント。W杯開幕まで3カ月を切る中でも、日本代表入りを目指す姿勢を見せている。
日本代表は今月下旬にドイツ国内で強化試合を実施。23日にアメリカ代表と対戦するほか、27日にはエクアドル代表との一戦を控えている。STVVでほぼ毎試合プレーしている橋岡大樹にチャンスは巡って来るのだろうか。