ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が、同クラブに所属している日本代表MF三笘薫の状態に言及した。19日、地元メディア『sussex express』が伝えている。

 三笘は14日に行われたプレミアリーグ第11節のブレントフォード戦に後半開始と同時に途中出場すると、試合終了までプレーしたものの、試合終了のホイッスルが鳴り響くと同時にピッチに座り込んでいた。試合後には痛めた右足にプロテクターを装着し、松葉杖を使用してスタジアムを後にする姿が目撃されており、負傷状況が心配されていた。

 18日に行われたプレミアリーグ第12節ノッティンガム・フォレスト戦の前日会見でデ・ゼルビ監督は三笘について「この試合は確実に欠場する。もしかすると、(22日に開催される第13節)マンチェスター・C戦にも間に合わないかもしれない。足首に問題を抱えているんだ」と言及していた。

 試合前に示唆していた通り、ノッティンガム・フォレスト戦を欠場した三笘。同試合後にデ・ゼルビ監督は改めて「問題がある」と同選手が試合に出場できる状態ではなかったことを明かしつつ、離脱期間については次のように語った。

「彼(三笘)は10〜15日で戻ってこられると思う。その後にはブライトンでプレーできると思うし、その後にワールドカップに向かうことになるだろう」

 ブライトンは今後W杯の中断期間まで、22日に第13節マンチェスター・C戦、29日に第14節チェルシー戦、11月5日に第15節ウルヴァーハンプトン戦、同9日にカラバオ・カップ3回戦アーセナル戦、同13日第16節アストン・ヴィラ戦を控えている。W杯出場には問題ないと語ったデ・ゼルビ監督だが、三笘の復帰は早くてもウルヴァーハンプトン戦となりそうだ。