アーセナルの日本代表DF冨安健洋は厳し評価となった。
23日、プレミアリーグ第13節でアーセナルはアウェイでサウサンプトンと対戦した。
前半こそ押し込む展開を作り、11分にベン・ホワイトのクロスをグラニト・ジャカが蹴り込み先制したが、追加点を奪うことができずに後半を迎えた。
前半途中からシステムを変えたサウサンプトンが後半は躍動。何度もアーセナルゴールに襲いかかると、スチュアート・アームストロングが完璧な崩しからゴールを奪い1-1のドローに終わった。
冨安は左サイドバックで先発出場。前半は落ち着いたプレーを見せたが、後半は押し込まれる回数も増え、失点シーンでは一対一になりカバーに走ったが間に合わなかった。
イギリス『フットボール・ロンドン』は6点(10点満点)の評価。アルテタ監督には守備で相手の右サイドを封じることを求められている中、攻撃面を指摘されている。
「同点弾の場面では打ち負かされたが、サポートはほとんど受けていなかった」
「ポゼッションではまともなプレーも見せた。しかし、アーセナルはティアニーを起用したときの方が、前へ前へと進んでいるように見えた」
また、イギリス『イブニング・スタンダード』は5点(10点満点)でガブリエウ・ジェズス、ガブリエウ・マルティネッリとともに最低評価を与えた。
「前半はかなり堅実だったが、モハメド・エルユヌシが問題を引き起こし、後半は苦戦した。ラスト20分では右サイドバックに入った」
冨安の左サイドバック起用には賛否両論ある状況だが、ディフェンダーである以上失点をし、チームが勝てなければ厳しい声が並ぶこととなった。