【プレミアリーグ】レスター0-1マンチェスター・シティ(日本時間10月29日/キング・パワー・スタジアム)

レスター対マンチェスター・シティはロースコアの展開となり、試合終盤まで勝ち点獲得を目指した熾烈な攻防が続いた。そうした中で迎えた試合終盤、レスターのCKのこぼれ球を自陣で拾い、相手ゴールまで一直線にドリブルを続けた選手がいた。その男こそ、ベルギー代表MFデ・ブライネである──。

【映像】落ちない運動量!試合終了までハードワークを続けるデ・ブライネ

試合終了間際にレスターはゴールを奪うべく、マンチェスター・Cのゴール前でのCKに全力を注いでいた。しかし、結果的にはゴールを奪えなかった。

「ピンチの後にチャンスあり」

この言葉を体現するように自陣でこぼれ球を拾ったデ・ブライネはレスターゴールに向かって激走。相手選手に追いつかせないフルスプリントで直進し、ゴール前に決定的なクロスを入れた。

このクロスに味方選手は合わせることができなかったものの、デ・ブライネは最後の最後までゴールを奪う姿勢を止めなかった。そして、ここで終わらないのが「世界最高のMF」である。

その後にレスターのウェールズ代表GKダニー・ウォードが手でボールを拾ってからも後ろから球出しを妨げるアクションをみせるなど、相手からすると嫌らしいプレーを連発。試合終了のホイッスルが鳴る瞬間まで勝利にこだわり続けた。

この一連のプレーに対してABEMA視聴者からは「この時間にこんなに走れるのおかしいだろw」というフルスプリントに対するコメントもあれば「デブライネなにしてんの」「この時間でデブライネあのプレーするか」など、最後にGKの動きを阻止するアクションに対しての反応も相次いだ。

デ・ブライネはこの試合で49分に完璧なFKを叩き込むなど十分に自身の役割を果していたが、最後まで勝利にこだわるこの姿勢こそが、彼が「世界最高のMF」の一人に位置付けられている要因なのかもしれない。

(ABEMA/プレミアリーグ)