カタール・ワールドカップもついに残り2試合となった。現地時間12月17日に行なわれるクロアチア対モロッコの3位決定戦、そしてその翌日のアルゼンチン対フランスの決勝戦だ。
大いに盛り上がりを見せる今大会のフィナーレを前に、世界中で様々な特集が組まれるなか、英メディア『GIVE ME SPORT』は「最も期待外れだった選手11人」を選出。「リオネル・メッシとキリアン・エムバペを筆頭に眩いばかりのサッカーを見せてくれる選手がいる一方で、思い通りにいかなかった注目選手も少なくない」と説明し、フォーメーションに当てはめている。
前線ではクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)、ロメル・ルカク(ベルギー)、ガレス・ベイル(ウェールズ)が不名誉なメンバー入り。
それぞれ「初戦で幸運にも獲得したPKから先制点をもたらしたが、そこからは下り坂だった」「グループステージ最終戦で、何度も決定機を逃したルカクは、最も残念な選手の筆頭だ」「ウェールズのW杯出場への長い道のりは終わったが、ベイルにとっては少し遅すぎたようだ」と厳しい意見が寄せられた。
中盤では現代サッカー最高のMFとも称される、ケビン・デ・ブライネ(ベルギー)の名も。ベルギーは黄金世代の集大成として、前回の3位を超える躍進を期待されるも、まさかのグループステージで敗退。それだけに「しばしばバラバラに見え、デ・ブライネも目立った活躍ができなかった」と、ルカクと共に戦犯に挙げられた。
そのほか4バックの一角では、日本戦での挑発行為でも注目を集めたアントニオ・リュディガー(ドイツ)が登場。「初戦で日本に1-2で敗れ、歯車が狂ったドイツはその後、真に立ち直ることはできなかった。リュディガーはこの試合で見せた傲慢な態度が、一部で批判を浴びた」と伝えられた。
今回『GIVE ME SPORT』が取り上げた「カタールW杯でガッカリさせられた11人」は以下の通りだ。
GK
エドゥアール・メンディ(セネガル/チェルシー)
DF
ラスムス・クリステンセン(デンマーク/リーズ)
ジョー・ロドン(ウェールズ/レンヌ)
アントニオ・リュディガー(ドイツ/レアル・マドリー)
フィリップ・コスティッチ(セルビア/ユベントス)
MF
フェデリコ・バルベルデ(ウルグアイ/レアル・マドリー)
ケビン・デ・ブライネ(ベルギー/マンチェスター・シティ)
ステフェン・ベルフバイン(オランダ/アヤックス)
FW
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル/無所属)
ロメル・ルカク(ベルギー/インテル)
ガレス・ベイル(ウェールズ/ロサンゼルスFC)
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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