シント・トロイデンは11月2日、同クラブに所属しているMF香川真司の負傷状況を発表した。

 クラブの発表によると、香川は慢性的な痛みを抱えている足の手術を行うことを決めたという。離脱期間などは明かされていない。クラブはFIFAワールドカップカタール2022によるュピラー・プロ・リーグの中断期間を利用するため、このタイミングで手術に踏み切ることになったと説明している。回復が順調に進んで、W杯による中断期間明けに合流できた場合、年内のジュピラー・プロ・リーグ最終戦である第18節ズルテ・ワレヘム戦が復帰戦となる。この試合に間に合わなかった場合、復帰は2023年に入ってからとなりそうだ。

 現在33歳の香川は2022年1月にシント・トロイデンへ完全移籍加入。昨シーズンのジュピラー・プロ・リーグでは6試合に出場した。今シーズンは開幕から主力としてピッチに立ち続けており、第6節メヘレン戦ではPKで加入後初ゴールを記録。反撃の狼煙を上げる同点弾で、3-1での逆転勝利に貢献した。第12節シャルルロワ戦では左コーナーキックを直接沈め、2-1での勝利に貢献。今季は第15節終了時点で12試合に出場して2ゴールを挙げている。

【投稿】シント・トロイデンが香川の手術実施を報告