リーグ・アン第14節が6日に行われ、スタッド・ランスとナントが対戦した。スタッド・ランスの日本代表FW伊東純也は先発出場した。
ホームのスタッド・ランスは勢いを持って試合に入ったが、攻勢の時間帯に先制点は奪えない。次第にナントのチャンスが増え始めたものの、GKイェファン・ディウフの活躍もあって耐え凌ぎ、試合は0-0で折り返す。
54分、スタッド・ランスが数的有利を得る。フォラリン・バログンを倒したニコラス・パロワに2枚目のイエローカードが提示され、ナントは残り時間を10人で戦うことになった。
スタッド・ランスが押し込む展開になり、伊東もチャンスに顔を出す場面が増えるが、なかなかゴールには結びつかない。それでも79分、ミッチェル・ファン・ベルヘンが倒され、スタッド・ランスがPKを獲得。キッカーを務めたバログンは、相手GKアルバン・ラフォンの逆を突いてゴール右下に突き刺し、ついに試合の均衡が破れた。アーセナルから期限付き移籍中のバログンは今季8得点目となった。
87分、伊東が決定機を演出する。ペナルティエリア中央でバログンの折り返しを収めると、シュートモーションで相手を引きつけ、右手でフリーとなったカモリ・ドゥンビアへのラストパスを選択。しかし、ドゥンビアはラフォンとの一対一を制すことができず、スタッド・ランスはリードを広げられなかった。
試合はこのまま終了し、スタッド・ランスは今季3勝目で6戦無敗、ナントは4試合ぶり黒星となった。次節は13日に行われ、スタッド・ランスは敵地でモンペリエ、ナントはホームでアジャクシオと対戦する。
【スコア】
スタッド・ランス 1-0 ナント
【得点者】
1-0 82分 フォラリン・バログン(スタッド・ランス)