【プレミアリーグ】ウォルヴァーハンプトン0-2アーセナル(日本時間11月13日/モリニュー・スタジアム)
サッカーでは選手が勝利を目指していく中で激しいプレーやダーティなプレーが起こったり、選手同士のぶつかり合いに繋がることは日常茶飯事だ。その結果、ピッチが殺伐とした空気になることも珍しくない。だが、この日行われたアーセナルとウォルヴァーハンプトンの一戦では、真逆の温かい雰囲気に包まれる一場面がみられた。
【映像】大転倒したB.トラオレの背中を“ポンポン”する少年の笑顔にほっこり
ホーム ウォルヴァーハンプトンがアーセナルに2点リードされたまま迎えた89分、話題のシーンは起こった。一矢報いようと奮闘するウォルヴァーハンプトンだったが、マリ人MFのB.トラオレに出したパスは繋がらずにゴールラインを割る。
全速力でボールを追っていたB.トラオレは止まることができず、そのまま掲示板にぶつかって後ろ向きに大転倒。すると、掲示板裏で控えていたボールパーソンの少年が、立ち上がってピッチに戻るB.トラオレの背中を笑顔で“ポンポン”。ボールを追いかけて大転倒してしまったB.トラオレを、小さな少年が慰め、励ますようなその様子は、視聴者の中でほっこりするシーンとして話題になった。
この心温まるシーンを見た視聴者からは「ボールボーイかわいい」「和気あいあい」「子供かわいい」「これはほっこり」と少年の行動の可愛さに言及するコメントが多く寄せられた。
ピッチ上では勝利や互いのプライドを欠けて激しい戦いが繰り広げられているが、時にはこのような心温まるシーンを目にすることができるのもサッカー観戦の魅力なのかもしれない。
(ABEMA/プレミアリーグ)