イングランド代表は、マンチェスターシティのDFカイル・ウォーカーと、レスター・シティのFWジェームズ・マディソンを欠いてイラン代表戦に臨むこととなった。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

21日行われるカタール・ワールドカップ(W杯)グループC第1節でイランと対戦するイングランド。近年は若手の台頭が著しく、昨夏開催のユーロ2020では準優勝を果たした強豪が、56年ぶりの大会制覇に挑む。

しかし、初戦を前に問題となっているのが負傷を抱える2人の選手。そ径部の手術明けで、コンディションに不安を抱えるウォーカーと、開幕直前にヒザのケガを負ったマディソンだ。

ガレス・サウスゲイト監督は、イラン戦前の会見で両選手の欠場を明言。ウォーカーは順調な回復を見せていると説明しつつも、マディソンに関しては未だにトレーニングに参加できていないと語った。

「カイル・ウォーカーはこの試合には少し間に合わないが、とても良い回復を見せている。現時点では想定を超えたステージにいる」

「ジェームズは到着してから練習できていないので、明日の試合には間に合わないだろう」

イングランドで70キャップを数えるウォーカーは、約10年間にわたってチームの主力右サイドバックとしてプレー。一方、マディソンはデビュー戦となった2019年11月のモンテネグロ代表戦のみでしかプレー経験がないものの、サプライズでの今大会メンバー入りとなっていた。