今季躍進のメキシコ人F1ドライバーも、母国の応援に駆け付けたようだ。

【写真】F1ドライバー"チェコ"がW杯メキシコ戦に来場

メキシコ代表は22日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループC第1節でポーランド代表と対戦。攻撃陣はポーランドの堅守に苦戦したが、PK献上のピンチでは守護神ギジェルモ・オチョア(クラブ・アメリカ)がロベルト・・レヴァンドフスキ(バルセロナ)のキックをストップ。ゴールレスで勝ち点1を分け合った。

メキシコサッカー連盟(FMF)は23日に公式インスタグラムにて、スタジアムにゲストが来場していたことを報告。FMFのヨン・デ・ルイサ会長との3ショットに登場したのはF1ドライバーのセルジオ・ペレスと、女性ジャーナリストのナヒマ・チョウさんだった。

「やぁ、セルジオ・ペレス」

「ペレスがメキシコのカタールW杯開幕戦、ポーランドとの試合に、ヨン・デ・ルイサ会長、ナヒマ・チョウラとともに訪れてくれました」

"チェコ"の愛称で親しまれているペレスは2011年に当時のザウバーでF1デビューを果たした。2021年から現在のレッドブルに所属し、今季は雨のモンテカルロで自身初、また、メキシコ人ドライバーとしても初となるモナコグランプリ制覇を達成。ドライバーズポイントでも3位に食い込んだ。

メキシコレーシング界のスターはユニフォーム姿で登場したが、ファンからは「彼に新しいシャツをあげることはできなかったの?」との声が。ペレスが着用しているのは2大会前、2014ブラジル大会でメキシコが着用していたユニフォームだ。そのため、「2回前のワールドカップのシャツだ」、「以前のロゴが好きなのかもね」などの指摘も上がった。

また、白のシャツに緑のミニスカートというチョウラさんにも「メキシコチームのファーストレディー」といったコメントが。そのため、2人のトップスターに挟まれた会長には「おいしいオヤジ」、「うらやましいな」のような羨望の声が届けられた。

メキシコは今後、26日に初戦を落としたアルゼンチン代表、30日に番狂わせを演じたサウジアラビア代表と対戦。難敵との対戦が続く中で、8大会連続となるグループステージ突破を目指すこととなる。

【写真】F1ドライバー"チェコ"がW杯メキシコ戦に来場