【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループE】ドイツ-日本(日本時間11月23日/ハリーファ国際スタジアム)

 史上初のベスト8進出を目指す日本代表だが、今大会初戦でぶつかったドイツ代表にPKで先制ゴールを許し苦しいスタートとなった。

【中継】日本代表が先制を許したドイツ代表戦(生中継中)

 FIFAランキング24位の日本代表は、ワールドカップに7大会連続7度目の出場。対するドイツは同ランキング11位で、18大会連続20回目の出場、過去には4回の優勝経験があるヨーロッパの強豪だ。過去の対戦成績は日本代表の0勝1敗1分と勝利なし。戦前の予想でも、ドイツ代表の勝利が大半を占める中、日本代表は第2戦にコスタリカ代表、第3戦にも強豪スペイン代表との対戦が控えるため、最低でも引き分けによる勝ち点1以上を目指す戦いとなった。

 大会直前にケガや体調不良に陥る選手も多かった日本代表だが、ドイツ代表にもケガ人が出たため、どちらもベストメンバーではない対戦になったが、先制したのはタレント揃いのドイツ代表。前半から両チームともアグレッシブに攻める展開になると、徐々にペースを掴んだドイツ代表がペナルティーエリア内でファウルを受けPKを獲得。イルカイ・ギュンドアンが確実に決めた。2大会ぶりの優勝に向けてまず一歩踏み出した。一方、日本代表にとっては試合の流れを大きく左右する先制点を許すことに。キャプテンのDF吉田麻也は「足元をすくいたい。一気に主役に躍り出たい」とジャイアンキリングを狙っていたが、苦しい船出となった。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)