FIFAワールドカップカタール2022、グループリーグFのベルギー代表対カナダ代表が現地時間23日に行われた。ベルギーはケビン・デブライネやエデン・アザールなど主力がスタメンに名を連ね、カナダはバイエルン・ミュンヘン所属のアルフォンソ・デイビスらが先発出場した。

　9分、ヤニック・カラスコがペナルティーエリア内で手にボールが当たり、VARレビューの結果カナダにPKが与えられる。デイビスがこのPKを蹴るもティボー・クルトワがセーブして得点を与えない。

　両者なかなか得点が奪えない中、前半終了間際の44分、トビー・アルデルヴァイレルトのロングパスにミシー・バチュアイが裏に抜け出して先制点を決める。

　1点は先制したものの前半押され気味の展開だったベルギーは後半開始時にカラスコとユーリ・ティーレマンスを下げて流れを変えようと試みるも、カナダにシュートを打たれる展開が続く。

　しかし、その後も両者得点を奪えず、前半の1点を守りきったベルギーが1-0でカナダに勝利した。カナダは20本以上のシュートを放つも、最後までシュートの質が上がりきらなかった。