元日本代表MFのラモス瑠偉氏が11月25日に日本テレビ系の情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。日本代表の森保一監督について語った。

 ラモス氏と森保監督は、現役時代にハンス・オフト監督が率いた日本代表でチームメイトの間柄。終了間際の失点で1994年のアメリカ・ワールドカップ出場を逃した“ドーハの悲劇”を、共にピッチ上で経験した。

 攻撃的MFだったラモス氏は、ボランチだった森保氏について「ポジショニングのコーチングをしてくれた。判断力が素晴らしかった。彼は欠かせない存在だった。私やカズ(三浦知良)、井原(正巳)が目立っていたけど、彼がいたからあそこまで行けた」と称える。

 また同番組では、昨年のカタールW杯のアジア最終予選で日本代表が3戦2敗のスタートとなり、森保監督への解任論が起こっていたと報道。その頃、ラモス氏は元日本代表FWの武田修宏氏が主催した食事会で、森保監督を激励したと明かした。
 
 カズも同席したその食事会で、ラモス氏は「(森保監督は)時間がないので1時間くらいでお願いしたが、結局3時間くらい話した」と振り返る。そして、「“オフトファミリー”の一人の兄弟として、我々は何があっても応援するぞ。とにかくブレずに、派手にやってくれ」と伝えたという。

 また、同番組では、最終予選の序盤で躓いた時、森保監督が「納得の負け方だった。負け方としては全く悪いものではなく、全然問題ないなと思っていた」とコメントしていたと報道。これに対し、ラモス氏は「自分の力を出し切って、ミスや相手の力で負けると、監督はある程度、納得がいく。改善点が少ないから」と共感した。

 森保ジャパンの次の相手はコスタリカ。ラモス氏は「打ち合いにはならないけど、難しい試合になるけど、日本は2-0で勝つ」と予想した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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