現地時間11月28日、カタール・ワールドカップのグループステージ(H組)第2節で、韓国代表対ガーナ代表が行なわれ、ガーナが3-2で勝利した。
初戦で韓国はウルグアイと0-0のドロー、ガーナはポルトガルに2-3の敗戦。ともに今大会初勝利を目ざす一戦は、立ち上がりは韓国がペースを掴み、たびたび相手ゴールに迫っていく。
ポゼッションで優位に立つ韓国は、長短のパスを効果的に使い、サイドに起点を作りながら攻め立てていく。
守勢に回るガーナは、粘り強く対応しゴールを割らせない。そして24分、先制点を奪取。敵陣左サイドでのFKがゴール前の混戦を生み、最後はサリスが蹴り込んでネットを揺らす。
これで勢いづいたガーナは34分、追加点をゲット。ジョーダン・アユーのクロスにクドゥスが飛び込み、ヘッドで合わせてゴールに流し込んだ。
ビハインドを背負った韓国は反撃を試みるも、ガーナの堅い守備を崩せず。試合はガーナの2点リードで折り返す。
迎えた後半、韓国は53分に左サイドから仕掛けて、チョ・ギュソンがヘッドで狙うも、相手GKアティ・ジギの好守に阻まれる。
好機を逸したチョ・ギュソンだが、次のチャンスは確実に仕留める。58分、途中出場のイ・ガンインのクロスからヘディングシュート。今度はネットを揺らしてみせた。
さらにチョ・ギュソンは58分、キム・ジンスのお膳立てから、この日、2点目をゲット。韓国が2-2のタイスコアとする。
一進一退の攻防が続くなか、次にスコアボードを動かしたのはガーナ。68分、左サイドからのクロスに、ファーでクドゥスが丁寧なフィニッシュ。勝ち越し弾を奪った。
その後も両チームとも激しくバトル。韓国が波状攻撃を繰り出し、ガーナが耐える。そして10分のアディショナルタイムを終え、スコアは動かず。3-2でガーナが今大会初勝利を飾った。
H組の最終節は12月2日に開催。韓国はポルトガルと、ガーナはウルグアイと対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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