11月27日に開催されたカタール・ワールドカップ(W杯)グループステージ(E組)第2戦で、日本代表はコスタリカ代表と対戦。とりわけ後半はボールを支配しながらも好機を生かせず、81分にワンチャンスをモノにされ、0-1で敗れた。

 中国の著名なコメンテーター、ハン・チャオシェン氏は自身のウェイボー(中国版ツイッター)で、この試合について昼間のキックオフだった点に着目している。

「正午のキックオフは、カタールで最も暑い時間帯であり、この時間帯の試合は、一般的にゴールが少なく、攻撃的なアドバンテージを反映するのが難しい。この問題にぶち当たった時、日本はどうすることもできなかった」

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 また、ハン・チャオシェン氏は「鎌田大地はミスが多く、直感的に8割ぐらいは誤った選択のパスを出していた。ピッチで最も責任を負うべきなのは彼だ」と糾弾。森保一監督の采配についても苦言を呈している。

「森保監督が三笘薫と伊東純也を交代で投入したのが少し遅かったため、ミッドフィールダーが疲れてこの2人をサポートできず、全体の連係が取れなくなった。彼(森保監督)にも責任がある。もちろん鎌田のパス成功率が高ければ、森保監督が責められる必要はなかった」

 同氏から戦犯扱いされた鎌田は、スペイン戦で失地回復なるか。この万能アタッカーが輝かなければ、日本の勝機は見えてこない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部