モロッコに0-2と敗れたベルギー、海外メディアがチーム内の不和を報道

 ベルギー代表は11月27日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦でモロッコ代表に0-2と敗れた。試合後、チーム内の不和が海外メディアで伝えられたなか、ベルギー代表GKティボー・クルトワが「誰がリークした?」と怒りを滲ませている。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

 今大会の初戦でカナダ代表に1-0と勝利したベルギーは、続くモロッコ戦で0-2と敗戦。モロッコ戦後、MFケビン・デ・ブライネ、MFエデン・アザール、DFヤン・フェルトンゲンらがロッカールーム内で衝突したと海外メディアが伝えていた。

 英紙「デイリー・ミラー」は「クルトワは、ベルギー陣営の不和が報じられたことについてメディアの『嘘』を指摘し、情報をリークした人物の代表キャリアを終わらせると脅しをかけている」と報じている。

 クルトワは敗戦に悲しむのは当然としつつ、「チーム内に問題はない。内部で問題を引き起こそうとする外的な試みにすぎない。もちろん、敗戦後は誰もハッピーにはなれない。だが、木曜日にピッチですべてを出し切らなければならないことが分かっているから、より緊密な関係を築けるんだ」とコメントした。

 また一部報道について「問題は、報道で言われていることが真実とは限らないということだ。誰がリークしたんだ? 自分たちがそんな報道を知る必要はない。もしそれが漏れたものなら、それはその人物にとって代表で最後の日だ」と怒りを滲ませたという。

 1勝1敗のベルギーは現在グループ3位。12月1日の第3戦でクロアチア代表と対戦する。(FOOTBALL ZONE編集部)