現地時間12月1日、カタール・ワールドカップのグループE第3節で、日本代表はスペイン代表と対戦した。

 日本のスタメンは、GKに権田修一、3バックは谷口彰悟、吉田麻也、板倉滉、ダブルボランチは守田英正と田中碧、ウイングバックは左に長友佑都、右に伊東純也、2シャドーは鎌田大地と久保建英、1トップに前田大然という顔ぶれだ。

 前半は難しい戦いを強いられる。11分にモラタのヘディングシュートで被弾。スペインのパスワークに苦しめられ、攻め込まれる時間が長く続いた。

 迎えた後半、長友、久保を下げて、三笘薫、堂安律を投入。

 その堂安がいきなり期待に応える。48分、相手GKのクリアを伊東がカット。こぼれ球を拾った堂安が左足を一閃。強烈な一撃をぶち込んだ。

 さらに3分後、三笘のお膳立てから田中が押し込み、ネットを揺らす。三笘の折り返しがラインを割ったかに思われたが、VARのチェックの末、得点が認められ、日本が2-1と逆転に成功する。
 
 ポゼッションでは相変わらず、スペインに分があるが、日本は個々が粘り強く、クリーンかつタフな守備で対抗していく。

 70分には、左サイドを突破した三笘のクロスから浅野が決定機。だが、シュートはミートせず、ポストの右に外れる。

 その後も、スペインの猛攻にさらされるなか、日本は決死のディフェンスではね返していく。そして2-1でタイムアップ。この結果、日本は勝点6とし、グループ首位に。2大会連続で決勝トーナメント進出を果たした。

 ラウンド・オブ16では、F組2位のクロアチアと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【W杯PHOTO】現地カタールで日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!