森保一監督率いる日本代表は2日、FIFAワールドカップ・カタール大会のグループリーグ最終戦でスペイン代表に2-1と勝利。MF堂安律(SCフライブルク)とMF田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)のゴールもあり、ドイツ代表につづきW杯優勝候補相手に再び金星を挙げた。この勝利には岸田文雄内閣総理大臣も喜びをあらわにしているが、ドイツ戦につづき祝日の設定を求める声が沸き起こっている。

 岸田首相はスペイン代表相手の大金星をうけて、自身のツイッターアカウントを更新。「スペインに勝利!W杯グループリーグ1位突破おめでとうございます!」と切り出すと「森保監督、選手の皆さんは大きなプレッシャーがかかる中、ここ一番の大勝負で素晴らしい結果を残されました。皆さんの奮闘に心から敬意を表し申し上げます。そしてリーグ突破の喜びを国民の皆さんとともに分かち合いたいと思います」と、森保ジャパンに対して祝福のメッセージを送った。

 するとSNSユーザーから「祝日の検討をお願いいたします」、「祝日は?」、「仕事休みにして」、「特別休暇は?」といった声が殺到。その一方で「また無茶な要望が…」、「岸田さんも大変だ…」、「サッカーごときで祝日にはならない」と祝日設定要望に対する反発も見受けられている。

 この祝日設定要望の発端は、サウジアラビア代表が先月22日のアルゼンチン戦で2-1と勝利したことがきっかけだ。サウジアラビアではアルゼンチン戦金星をうけて23日に国民の祝日が急きょ設定。国内の遊戯施設や商業施設で入場料無料になるなど、アルゼンチン戦勝利を祝うキャンペーンが実施されていた。

 そして日本代表も先月23日のドイツ戦で2-1と勝利。ドイツ戦後、岸田首相のSNS投稿にはサウジアラビアと同じく祝日設定を求める声が沸き起こっていた。