日本代表は現地時間12月1日、カタール・ワールドカップ(W杯)のグループステージ第3戦でスペイン代表と対戦。2-1で逆転勝利を収めた。

 日本は、前半に先制点を奪われる厳しい状況のなか、後半開始早々に堂安律が同点弾。その3分後には、田中碧が逆転ゴールを決めて、見事に勝利を手にした。初戦のドイツ戦(2-1)に続き、またしても大金星を挙げた。

 1点ビハインドの状況で、後半から左のウイングバックで途中出場した三笘薫は、51分に堂安のクロスをゴールラインギリギリから執念で折り返し、田中の勝ち越しゴールをアシストした。
 
 三笘の折り返しはゴールラインを割っていたように見えたため、VARのチェックを経てゴールが認められたが、本人は「1ミリ(ゴールラインに)かかっていればいいなと思っていましたし、入った後はちょっと足が長くて良かったなと思いました」と喜んだ。

 また、VARのチェック中の心境については「願っていましたし、感覚では中にあるなと思っていました。ああいうバウンドをするのも何か運があるし、(田中)碧が決めたのも何かあると思います」と語った。

 ドイツ、スペインと強豪がひしめくグループで、2勝1敗の成績で首位通過を決めた日本。決勝トーナメント1回戦では、現地時間12月5日に前回大会準優勝のクロアチアと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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