またしても信じられないミラクルが演じられた。
現地12月2日、韓国代表はカタールワールドカップ第3戦をポルトガルと戦い、終了間際のファン・ヒチャンのゴールで2-1の逆転勝ちを収めた。裏カードでウルグアイがガーナを2-0で下したが、韓国が総得点の差で上回り、3大会ぶり3回目の決勝トーナメント進出を決めた。
強豪国を相手に3ポイント奪取が最低条件で、しかも第2戦で退場処分となったパウロ・ベント監督がベンチ入りできない緊急事態。ガーナ戦の黒星で大バッシングに晒されるなか、満身創痍のソン・フンミンを筆頭にチームは総力戦で臨み、悲願を成就させたのだ。
当然、韓国メディアは狂喜乱舞。スポーツサイト『STN SPORT』は「世界よ、見たか! 今度は我々がやってのけた!」と記し、「なんてドラマティックなグループ突破だろうか。選手たちはまさに奇跡の戦士たちだ。韓国サッカーが新たな歴史を塗り替えた」と絶賛した。
韓国はベスト16で王国ブラジルと対戦、もしその大一番で勝利すれば、準々決勝では日本vsクロアチア戦の勝者と激突する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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