韓国代表のアシスタントコーチを務めるセルジオ・コスタ氏が、ポルトガル代表撃破を喜んだ。『ESPN』が伝えた。

2日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループH最終節が行われ、韓国はポルトガルと対戦した。

首位にたちすでに突破を決めているポルトガルと、勝たなければグループステージ敗退となる韓国の一戦。試合は開始5分にリカルド・オルタにゴールを決められる苦しい展開となる。

早々に失点した韓国は27分にJリーグでもプレーしたキム・ヨングォンが同点ゴールを記録。しかし、その後はなかなか得点を奪えずに時間が経過。引き分けで終わるかと思われた。

しかし後半アディショナルタイムにファン・ヒチャンが劇的な逆転ゴール。これで勝ち越した韓国が逃げ切り2-1で勝利。ガーナ代表vsウルグアイ代表が0-2で終わったが、得失点差でウルグアイを振り切り、韓国が2位でグループステージ突破を決めた。

前日の日本代表につづき、劇的な金星をあげた韓国。パウロ・ベント監督はガーナ戦の退場でスタンド観戦となった中、代わりに指揮したセルジオ・コスタ氏が喜びを語った。

「とても満足している。3試合で行ってきた全てのことに値するものだった」

「ガーナ戦の結果はとても不公平だった。ウルグアイとの試合では我々は最善の方法で戦い、ポルトガルのような個々の才能に満ちた、組織的で有能な偉大なチームに対し、我々はゲームプランを遂行し、我々の内なる目標を達成することができた」

「この勝利を、我々をたくさん応援してくれる全ての韓国の人々に捧げる」

「少し祝い、休み、今夜は対戦する可能性が高い相手の選手を見ることになる」

「次に、全てのゲームと同様に、同じやり方で準備する。強みと弱みを知り、自分たちの特徴に合わせてゲームプランを準備する」