世界的に脚光を浴びた三笘のアシスト、「日本の選手とキャプテン翼を比較」と海外注目

 日本代表は現地時間12月1日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ最終戦でスペイン代表に2-1で勝利。決勝ゴールを呼び込んだMF三笘薫のアシストを巡って論争が起きた一方、海外ファンからは「このパスはキャプテン翼級だ」「最高のアニメ」と絶賛の声が上がっている。チリメディア「24 horas」が報じた。

 注目を浴びているのは、日本対スペイン戦の後半6分のシーンだ。ペナルティーエリア内からMF堂安律が送ったグラウンダーのボールがファーサイドに抜け、三笘が戻して中央でMF田中碧が押し込んだ。三笘のタッチの際、ゴールラインを割っていたのかどうか際どく、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が時間をかけて確認。最終的にインプレーが認められ、日本の勝ち越し弾となった。

 世界的に大論争となったものの、国際サッカー連盟(FIFA)は「ほかのカメラは誤解を生む画像を提供してしまうかもしれないが、使用できる証拠では、ボールは完全には外に出ていなかった」と公式見解を示している。

 そんななか、チリメディア「24 horas」では「写真! 日本の選手と“キャプテン翼”を比較」と注目。三笘がライン際で折り返した瞬間を取り上げ、「ユーザーが日本の選手と『キャプテン翼』を比較し、それが反響を呼んでいる」と報じた。

 三笘のシーンを見た海外のサッカーファンは、世界的に人気のサッカー漫画・アニメ「キャプテン翼」と重ね合わせており、「史上最高のキャプテン翼の写真だ。今のところ最高のアニメ実写化」「ゴールを見た瞬間に叫んだけど、史上最も日本的なゴールだ」「このパスはキャプテン翼級だ」と絶賛の声が上がっているようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)