強豪撃破で日本がグループ首位通過 韓国メディア注目「サプライズを起こした」
カタール・ワールドカップ(W杯)で“死の組”と言われたグループEを首位通過した日本代表について、韓国メディア「デイリアン」は「受け入れがたい現実だが、今の韓国は日本を認めざるを得ない」と伝えている。
ドイツ代表、コスタリカ代表、スペイン代表と同居した日本は、当初苦戦が予想されていたなか、史上初のベスト8進出を目標に掲げてカタール大会に挑んだ。初戦のドイツ戦で2-1勝利を飾り世界に衝撃を与えると、続くコスタリカ戦は0-1と惜敗したものの、第3戦でスペインに2-1と勝利。強豪国の連続撃破に加え、グループリーグ首位通過が話題を呼んだ。
死の組を突破した日本の底力を認めた韓国メディア「デイリアン」は「日本サッカーの自信は決して虚言ではなかった」と指摘し、次のように綴っている。
「日本は大会メンバー26人のうち19人が欧州組と厚い戦力を誇示した。欧州組の数字だけを見ると、アジアでは他の追随を許さない。韓国は欧州組8人だが、日本はブンデスリーガーだけで8人だ。欧州各地で選手たちが出場している日本は国際競争力が高まり、今回のW杯でサプライズを起こした。 果敢に欧州の舞台に挑むチャレンジ精神は韓国も見習うべきだ」
カタール大会で巻き起こる“日本旋風”に衝撃を受けつつ、「受け入れがたい現実だが、今の韓国は日本を認めざるを得ない。認めるべきは認め、もう一度韓国サッカーの未来を設計し、考えを改めるべき時だ」と伝えていた。(FOOTBALL ZONE編集部)