サッカー日本代表は現地時間5日、FIFAワールドカップカタール2022決勝トーナメント1回戦でクロアチア代表と対戦する。『ESPN』は日本代表が再び波乱を起こす可能性があるのではないかとした。

 日本代表はグループステージで格上であるドイツ代表とスペイン代表を下した。一方で勝ち点3が見込まれていたコスタリカ代表には敗れている。

『ESPN』は、守備的な戦術が今大会で日本代表のカギになっていると指摘。『FIFA』のスタッツを紹介し、ドイツ代表戦では日本代表の守備のプレッシャーが487回に対してドイツ代表が164回、スペイン代表戦では日本代表が637回に対してスペイン代表が150回だったことに注目している。その一方で、コスタリカ代表戦はこの数字が僅差であったことを伝えた。

 この数字を受けて同メディアは、「クロアチア代表はスペイン代表と同じようなチーム。ルカ・モドリッチが中盤からプレーを動かしてボールを保持し、相手を押し込んでいく。だからこそ、ドイツ代表とスペイン代表を攻略した日本代表のアプローチは、クロアチア代表を追い詰めるために見事に設計されている」と記した。

『ESPN』は、日本代表のサッカーが「ブラジルの影響を受けてきた以前のチームに比べて現実的で慎重。そうやって強敵に勝ってきた。日本史上初の準々決勝進出まであと1勝。そのためのプランを持っているかもしれない」としている。

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