【FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝トーナメント1回戦】日本-クロアチア(日本時間12月6日/アル・ジャヌーブ・スタジアム)

 日本代表が初のベスト8進出をかけて強豪クロアチア代表と対戦する。日本代表はグループリーグで優勝候補のドイツ代表、スペイン代表に勝利し堂々の1位突破。大会前から目標としてきたベスト8に向け「ドーハの歓喜」と呼ばれる劇的勝利を、またも見せられるか。

【中継】日本代表、ベスト8をかけた運命の一戦

 日本代表はグループリーグでは、しっかりと守備を固めつつ前線からのプレスでボールを奪いチャンスを活かすサッカーを展開。ドイツ代表、スペイン代表に勝利した際の得点はいずれも後半で、途中交代で入った堂安律、三笘薫といった選手たちが躍動した。板倉滉はイエローカードの累積で出場停止。久保建英もコンディション不良でベンチ外となる中、24人の総力戦を挑む。

 クロアチア代表はグループFを2位通過。カナダ代表相手に4-1と快勝するとベルギー代表、モロッコ代表とはいずれもスコアレスドロー。攻めてよし、守ってよしの試合巧者だ。注目は2018年にバロンドールを獲得したキャプテンのモドリッチ。37歳を迎え、今回が最後のワールドカップと言われているが、オールラウンダーのプレーは健在だ。

 グループリーグは選手交代枠が5人までだったが、決勝トーナメントは前後半を終えて同点の場合は前後半15分ずつの延長戦に入り、さらにもう1人の交代枠ができる。今大会は過去に比べてアディショナルタイムが長いとも言われ、延長戦を含めて120分+αを5+1人の交代枠をどう使うかも勝負も分かれ目だ。

【日本】

・GK
権田修一(清水エスパルス)

・DF
谷口彰悟(川崎フロンターレ)
長友佑都(FC東京)
吉田麻也(シャルケ/ドイツ)
冨安健洋(アーセナル/イングランド)

・MF
伊東純也(スタッド ランス/フランス)
遠藤航(VfBシュツットガルト /ドイツ)
鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)
守田英正(スポルティング/ポルトガル)
堂安律(フライブルク/ドイツ)

・FW
前田大然(セルティック/スコットランド)

【クロアチア】

・GK
ドミニク・リバコビッチ(ディナモ ザグレブ/クロアチア)

・DF
ボルナ・バリシッチ(レンジャーズ(スコットランド)
デヤン・ロブレン(ゼニト/ロシア)
ヨシュコ・グバルディオル(ライプツィヒ/ドイツ)
ヨシップ・ユラノビッチ(セルティック/スコットランド)

・MF
マテオ・コバチッチ(チェルシー/イングランド)
ルカ・モドリッチ(レアル マドリード/スペイン)
マルセロ・ブロゾビッチ(インテル/イタリア)

・FW
イバン・ペリシッチ(トッテナム/イングランド)
アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム/ドイツ)
ブルーノ・ペトコビッチ(ディナモ ザグレブ/クロアチア)
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)
「FIFA/Getty Images」