カタール・ワールドカップが閉幕し、ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』が「推定市場価格」を更新した。12月23日には、日本代表の6選手がアップを勝ち取っている。

 この「推定市場価格」は選手の能力や実績、年齢、過去の移籍例などを総合的に判断して弾き出される評価額で、移籍マーケットにおける“市場価値”を示す指標として定評がある。

 ドイツとスペインから鮮烈なゴールを奪った堂安律(フライブルク)は、1200万ユーロ(約16億8000万円)から1500万ユーロ(約21億円)に増加。日本人選手のランキングでは、久保建英と3位タイで並んでいたが、これで単独3位となった。

 堂安とともに切り札として躍動し、スペイン戦で世界的反響を呼んだアシストをした三笘薫は(ブライトン)は600万ユーロ(約8億4000万円)から850万ユーロ(約11億000万円)にアップした。
 
 その三笘のお膳立てから決勝弾をねじ込んだ幼馴染の田中碧は(デュッセルドルフ) は180万ユーロ(約2億5200万円)から250万ユーロ(約3億5000万円)、最終ラインで奮闘した板倉滉(ボルシアMG)は750万ユーロ(約10億5000万円)から1200万ユーロと60%の大幅増となり、一気に大台を突破した。

 板倉のアシストからドイツ戦で決勝ゴールを決めた浅野拓磨(ボーフム)は300万ユーロ(約4億2000万円)から400万ユーロ(約5億6000万円)、クロアチア戦で先制弾の前田大然(セルティック)は350万ユーロ(約4億9000万円)から 500万ユーロ(約7億円)にそれぞれ上昇している。

 なお、3000万ユーロ(約42億円)で日本人トップの鎌田大地(フランクフルト)と、 2500万ユーロ(約35億円)で2位の冨安健洋は、現時点で変動はしていない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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