ポルトガル代表のフェルナンド・サントス監督が、スイス代表戦を振り返った。ポルトガル『レコルド』が伝えた。

6日、カタール・ワールドカップ(W杯)ラウンド16でスイスと対戦したポルトガル。メンバーを入れ替えて臨んだ試合は、スイスを圧倒。ここまで終盤に2試合出場しただけのゴンサロ・ラモスが先発起用に応えるハットトリックを見せるなど、スイスに6-1で圧勝を収めた。

16年ぶりのベスト8進出を決めたポルトガル。サントス監督は見事なパフォーマンスを見せた選手たちを称えた。

「良いパフォーマンス、素晴らしい試合だった。選手たちは祝福されるべきだ」

「彼らはとても優れたパフォーマンスを見せたが、今は地に足をつけなければいけない」

「素晴らしかったし、最高だったが、4日後にまた1試合が待っている」

すぐに準々決勝がやってくる今大会の日程。その影響もあり、この試合ではFWクリスティアーノ・ロナウドやDFジョアン・カンセロなどグループステージの主軸をベンチに置く決断をした。

その理由についてもサントス監督が言及。戦略的だったと語った。

「試合に向けた戦略だった。全ての選手が異なる。だからダロトやラファエルをスタートから起用した」

「しかし、カンセロだってもちろん素晴らしい選手だ。ただ、それがスイス戦に必要だと感じた」

また、韓国代表戦では交代時に相手選手と揉めるなどしたC・ロナウドについても言及。問題は何もないとし、C・ロナウドも受け入れていると強調した。

「私と代表チームのキャプテンであるクリスティアーノ・ロナウドには何の問題もない。長年の友人だ」

「決断するのは選手だ。何も我々に影響は与えない」

「説明をしたところ、完全に解決されており、彼は偉大なキャプテンであるという素晴らしい例を示してくれた」