森保監督は「どうリアクションすればいいか」と苦笑い
カタール・ワールドカップ(W杯)でベスト16敗退となった日本代表が、12月7日に帰国会見を実施。森保一監督、田嶋幸三会長、反町康治技術委員長とともに登壇したDF吉田麻也(シャルケ)は、今大会で「最も印象的だったシーン」を問われ、グループリーグ第2戦コスタリカ戦(0-1)のハーフタイムでの森保監督の“激怒”を挙げた。
グループEで強敵ドイツ代表、スペイン代表を破って決勝トーナメントへと駒を進めた日本。1回戦でクロアチアと当たると、前半43分にセットプレーからのこぼれ球をFW前田大然が押し込んで先制する。しかし後半10分にFWイバン・ペリシッチのヘディング弾で同点とされ、それ以上スコアが動かず延長戦へ。120分の戦いの末、PK戦にまでもつれ込んだが、日本は3人が失敗し、1-3で敗退が決まった。
日本代表は12月7日に帰国。記者会見に登壇した吉田は「最も印象的だったシーンは?」と問われ、「僕は2試合目のコスタリカ戦のハーフタイムに、監督がブチ切れたところが印象的でした」と笑顔で語った。
これには、森保監督も「どうリアクションすればいいのか。だいぶ、ぴーっという音が入りそうなので、今度個別にお伝えします」と苦笑い。その後、「選手たちは精一杯戦ってくれていましたが、相手(コスタリカ)の選手との対峙した時に、局面で少し上回られる部分があったので、より強い気持ちを持って、相手より強い気持ちを持って戦うようにと。今ここで言葉にすると、ハラスメントで問題になるかもしれないので言えませんが、そういうことを話しました」と説明していた。(FOOTBALL ZONE編集部)