ポルトガルサッカー連盟(FPF)は7日、ポルトガル代表からMFダニーロ・ペレイラ(パリ・サンジェルマン/フランス)とDFヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン/フランス)の2選手が離脱し、所属クラブに戻ることになったと発表した。
現在開催中のFIFAワールドカップカタール2022で悲願の初優勝を目指しているポルトガル代表。韓国代表、ウルグアイ代表、ガーナ代表と”難敵”が集ったグループHを2勝1敗・勝ち点「6」の首位で通過すると、決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ではスイス代表に6-1で大勝。見事16年ぶりとなるベスト8進出を決めた。
そんな中、同国代表の主力2選手が負傷によりチームから離脱することとなったようだ。1人目はMFのD・ペレイラ。同選手はグループH初戦のガーナ代表戦にセンターバック(CB)としてフル出場したものの、後日に行われた練習で肋骨を負傷。その後の3試合では欠場が続いていた。
そして2人目はN・メンデス。同選手はグループH・第2節のウルグアイ代表戦に出場したものの、前半42分に無念の負傷交代。その後の試合では欠場が続いていた。報道によるとN・メンデスが古傷である左足ハムストリングを負傷した可能性が高いとされている。
負傷後は代表チームでの治療を続けていた両選手。しかし、FPFの発表によると、両選手ともに十分な回復が見込めないことから代表チームを離脱することが決定したという。今後は所属クラブであるパリ・サンジェルマン(PSG)に戻り、治療と療養を行う予定となっている。
ポルトガル代表は現地時間10日に行われるカタールW杯・準々決勝でモロッコ代表と対戦。試合は日本時間の11日午前0時キックオフ予定となっている。