前半25分、クロアチア代表DFユラノビッチへの対応でダニーロの右足裏が顔面へ
ブラジル代表は現地時間12月9日、カタール・ワールドカップ(W杯)準々決勝でクロアチア代表と対戦。120分で決着がつかず、延長戦の末に敗れたなか、ブラジル代表DFダニーロが前半25分にイエローカードを受けたプレーに対し、海外メディアは「レッドカード」と疑問視している。
決勝トーナメント1回戦で韓国代表を破ったブラジルと、日本代表に勝利したクロアチアが激突した一戦。一進一退の攻防は続き、90分間で決着がつかず延長戦に突入したなか、延長前半アディショナルタイムにFWネイマールが先制ゴールを叩き込む。しかし、クロアチアも延長戦後半に追い付き、勝負はPK戦へ。ブラジルは2人が失敗する形となり、悔しいベスト8敗退となった。
両チームともに激しいプレーを繰り広げたなかで、ブラジル代表DFダニーロが序盤に見せたプレーが話題となっている。前半25分、クロアチアDFヨシプ・ユラノビツチがサイドを抜け出したところを、追いかけてきたダニーロが右足を高く上げてカットを狙ったが、足裏付近がユラノビッチの顔面をかすめた。
ダニーロに対してはイエローカードが提示されたが、ペルー紙「La Republica」は「レッドカード? ダニーロがジャンピングキックでユラノビッチの顔面をヒット」と見出しを打ち、「審判はイエローカードを見せただけで、クロアチアの選手たちは審判に詰め寄り、一発退場を主張したが、彼は黙っていました。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)もプレーには介入しなかった」とレポートしていた。(FOOTBALL ZONE編集部)