カタールW杯における日本代表の戦いぶりは、クロアチア代表の面々の中にも確実にインパクトを残したようだ。
 
 クロアチア代表は現地時間12月9日の準々決勝で、PK戦の末にブラジル代表を撃破。その試合後、左SBで先発したボルナ・ソサがラウンド16で同じくPK戦まで粘った日本代表の印象について語ってくれた。
 
 日本戦は発熱で欠場していたソサだが、「日本は今大会で本当にクオリティーの高いサッカーを見せてくれた。最終的にPKで負けたのは不運だったし、それを受け入れるのは常に難しいだろうが、彼らはW杯で力の限りを尽くしたと思う。誇りを持ってほしい」と森保ジャパンを賞賛した。
 

 シュツットガルトで同僚の遠藤航については、「日本にとって本当に重要な選手だった」とコメント。同じくチームメイトの伊藤洋輝を含め、ブンデスリーガ勢の多さにも言及した。
 
「多くの日本人選手がドイツのブンデスリーガでプレーしている。質の高い選手が育っている証拠さ。今後は日本からさらに多くの選手がドイツにやって来ると思う」
 
 その上でソサは、「だから、日本代表は数年後にさらに強力なチームになっていると思う。また彼らと対戦するのを楽しみにしているよ」と最後まで日本サッカーに賛辞を送ってくれた。
 
取材・文●白鳥大知(サッカーダイジェスト特派)

【W杯PHOTO】エレガントな衣装で一躍人気者!クロアチアを応援するモデルのイヴァナ・ノールさんを特集!