ライプツィヒに所属するクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオールをめぐり、ビッグクラブが争奪戦を繰り広げているようだ。11日、ドイツメディア『Fussball Transfers』が報じた。
現在20歳のグヴァルディオールは、強さと速さと巧さを兼ね備えた左利きのセンターバック。2019年にディナモ・ザグレブでデビューを果たし、2021年7月に移籍金1900万ユーロ(約27億円)でライプツィヒに完全移籍した。今シーズンはクラブで公式戦19試合に出場。現在はFIFAワールドカップカタール2022に参加しており、守備の要としてチームをベスト4進出に導いた。
カタールW杯の活躍でさらに評価を高めたグヴァルディオールには、多くのクラブが関心を寄せている。今回の報道によると、ライプツィヒにはすでに3つのオファーが届いている模様。マンチェスター・Cからのオファーはボーナス込みで1億ユーロ(約144億円)を超え、さらに将来他クラブへ売却した際に移籍金の一部をライプツィヒに渡す条項も含まれているようだ。
また、チェルシーは9500万ユーロ(約137億円)、マンチェスター・Uは9000万ユーロ(約130億円)の入札を行なった模様。ただ、今年9月に同選手との契約を2027年6月30日まで延長したばかりのライプツィヒは、さらなる移籍金の吊り上げを目論んでいるようだ。
バイエルンも獲得に乗り出しており、すでに本人との会談を予定しているとのこと。さらにレアル・マドリードとバルセロナも同選手の獲得に興味を持っているようだが、プレミアリーグの札束攻勢に太刀打ちできるかは疑問だ。争奪戦を制すのは、果たしてどのクラブになるのだろうか。