カタール・ワールドカップに出場した日本代表のMF田中碧が12月13日、フジテレビ系列の「めざましテレビ」に生出演。世界中で話題となった“三笘の1ミリ”の際に発した言葉について語った。

 周知の通り、2-1で金星を挙げたスペイン戦の51分、田中は三笘がゴールラインぎりぎりで折り返したボールに詰めて、ネットを揺らした。カメラの角度によってはボールがラインの外に出ているようにも見えたが、VAR検証によってわずかにライン上に残っていたとして、得点は認められた。

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 番組では、決勝点となったこのゴールのVAR検証中に、田中が「アウト、アウト!」と叫んでいた点に着目。本人がそう発した理由を説明した。

「後ろ(ディフェンス)の選手は、何が起こったのか分かってなくて。オフサイドなのか何なのか。『どうしたの?』と言うから、たぶんライン出ていると」

 だが、検証が終わってゴールが認められると、喜びを爆発させてベンチへ。「VAR後なんで喜んでいいのか分からなかったですけど、ベンチも喜んでたんで、さすがに行こうと」とその際の心境を明かした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部