『ABEMA』の人気コンテンツ「FIFAワールドカップ64」で、日本代表DF吉田麻也とタレントの矢部浩之さんが対談。森保ジャパンのキャプテンが、カタール・ワールドカップの激闘を振り返った。
日本はドイツ、スペイン、コスタリカと同居したグループEを、2勝1敗の成績で首位通過。2大会連続の決勝トーナメント進出を果たしたが、ラウンド16でクロアチアにPK戦の末に敗れる。悲願の“ベスト8以上”は叶わなかった。
クロアチア戦後、駆けつけた愛娘の前で吉田は膝をつき、涙を流した。矢部さんから「どのような感情の涙でしたか?」と問われた吉田はこう答えた。
「それまでキャプテンとしてとか、吉田麻也という選手としてのプロテクターみたいなものがあって。でもやっぱりプライベートになると、家族といるじゃないですか。素の自分になる。だから、娘が目の前に来た瞬間に、そのプロテクターが崩れちゃった感じですね」
矢部さんの「お子さんの前では、ディフェンスできないですね」との言葉には、柔らかい表情で「できない。崩壊していましたね」と応じる。
腕章を巻き、日本を力強くけん引してきた男は、愛する家族の前では1人の父親となり、すべての感情をさらけ出した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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