カタール・ワールドカップ(W杯)でベスト4に入ったクロアチア代表に大統領や首相が健闘を称えた。
【写真】激闘を終えたアルゼンチンとクロアチアの選手たちがハグで称え合う
13日、準決勝でアルゼンチン代表と対戦したクロアチア。ノックアウトステージでは耐えるサッカーを展開し、日本代表、ブラジル代表を敗り、ベスト4に進出した。
2大会連続の決勝進出を懸けてアルゼンチンと対戦した中、スローペースで主導権を握っていたもののカウンターからPKを与えてしまい失点。その後カウンターを仕留められて追加点を奪われる。
2点ビハインドで迎えた後半に攻勢に出たが、結果として失点し3-0で敗戦。決勝に進めず、3位決定戦に回ることとなった。
失意を隠せなかったクロアチアの選手たちだが、ゾラン・ミラノビッチ大統領は自身のSNSを更新。「クロアチア代表チームおめでとう。準決勝に進み、3位を懸けてプレーする。これはとても大きいことだ」とコメント。検討を称えている。
またアンドレイ・プレンコヴィッチ首相もツイッターで「顔を上げてほしい!W杯での準決勝進出は素晴らしい功績だ。3位決定戦も同様だ」と綴り、ここまでの成果を称えた。
さらにドーハでW杯の試合を観戦していたゴルダン・ヤンドロコビッチ国会議長は、クロアチア代表の成果を称え、インフラの整備をしていかなければいけないと語った。
「W杯で示したこのようなパフォーマンスと継続性を受け、サッカーをする子供、若者の大きな基盤を作るため、クロアチアは大きなスタジアムを持つことに値すると思う」
「ただ、もう一度言わなければいけないことは、クロアチア全土で、サッカーが行われるすべての場所で、すべてのインフラを整備しなければいけない。だから、我々はそのことに取り組み続ける必要がある」
【写真】敗戦後のトンネルでモドリッチをハグするアグエロ