韓国代表DFキム・ミンジェが言及「日本には欧州組の選手が多くて競争力がある」

 カタール・ワールドカップ(W杯)で韓国代表としてプレーしたDFキム・ミンジェ(ナポリ)が、11月14日に韓国の仁川空港からイタリアへ出発する前に取材に応じ、日韓の代表チームを比較して「日本がうらやましい」と語っている。韓国紙「中央日報」が報じた。

「W杯で感じたことが多かった」というキム・ミンジェはカタールW杯で3試合に出場し、「韓国だけでなくアジアチームが世界舞台で競争力があるということを感じた」と語る。日本、韓国、オーストラリアと史上初めて3チームが決勝トーナメント進出を果たして話題を呼んだ。

 また日本はグループリーグ初戦でドイツ代表(2-1)、第3戦でスペイン代表(2-1)に勝利し、W杯優勝経験国を撃破したニュースは世界を駆け巡った。イタリア1部ナポリに所属するキム・ミンジェは「日本がうらやましい」と口にし、「日本には欧州組の選手が多くて競争力がある。実際、比較にならない」とコメント。日本はカタールW杯最終メンバー26人のうち19人が欧州組。一方の韓国は8人が欧州組となっていた。

 セリエAで経験を積むキム・ミンジェは「韓国選手たちの闘志、闘魂などは知られている。しかし、欧州の選手たちはよく多く走り、闘志もある」とし、「精神面でもっと準備しなければならない」と強調。日本のように欧州組が増えるなかで戦力の底上げを図りつつ、競争力の向上も望んでいた。(FOOTBALL ZONE編集部)