ムバッペはまもなく24歳と聞き、「マジすか? 若っ!」

 現地時間12月18日のカタール・ワールドカップ(W杯)決勝でアルゼンチン代表対フランス代表が対戦。「ABEMA」でカタールW杯プロジェクトのGM(ゼネラルマネージャー)を担当し、この試合の解説を務めるMF本田圭佑は、後半に2ゴールを決めたフランス代表FWキリアン・ムバッペに驚きの様子を見せた。

 アルゼンチンは1986年メキシコ大会以来3度目の、フランスは前回大会に続く3度目の優勝を目指す一戦。アルゼンチンは序盤から優勢に試合を進め、FWリオネル・メッシ、MFアンヘル・ディ・マリアのゴールで2-0とリードして前半を終えた。

 アルゼンチンは後半も1対1の強さをベースに安定した試合運びを見せていたが、同35分に一気に雲行きが変わる。フランスはFWランダル・コロムアニの突破から得たPKをムバッペが決めて1点を返すと、直後の同36分には再びムバッペが豪快な右足ボレーを決めて同点。試合は延長戦に突入している。

 後半終了間際にはオープンな展開のなか、互いにカウンターを繰り出す流れに。フランスはムバッペが迫力満点の攻撃を見せ、本田は「お前ずっと出てんの? 途中から出てきたんちゃうんか……?」と終盤でも衰えない体力に驚嘆。寺川俊平アナウンサー(テレビ朝日)にムバッペのフルネームを聞き、「キリアン、初めて知りました」と明かすと、さらに20日に24歳の誕生日を控えると聞き、「マジすか? 若っ!」と、もう一つ“驚き”を重ねていた。(FOOTBALL ZONE編集部)