今大会が最後のW杯と公言、優勝への思いも吐露

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、カタール・ワールドカップ(W杯)決勝・フランス代表との決戦で2ゴールの活躍を見せ、ペナルティーキック(PK)戦の末に3-3(PK4-2)のスコアで1986年のメキシコ大会以来3度目の優勝を果たした。今大会が最後のW杯と公言していたメッシだが、試合後のインタビューでその場での“代表引退”を否定している。

 先手を取ったのはアルゼンチンだった。PKでメッシが早速先制点を挙げると、MFアンヘル・ディ・マリアのゴールで前半のうちに2点のリードに広げる。フランスは後半にFWキリアン・ムバッペがPKとボレーシュートを沈め、2-2のまま延長戦へ。メッシとムバッペが互いに1点を追加し、3-3の激闘の末、PK戦にまでもつれこんだ。最終的にPKスコア4-2でアルゼンチンが優勝を決め、メッシは念願のW杯トロフィーを手にしている。

 大会前、最後のW杯と公言していたメッシ。試合後のインタビューでは「代表を引退するわけではない」と即時の“代表引退”を否定したようだ。スペインの地元メディア「エル・デスマルケ」によれば、「世界チャンピオンのタイトルの名誉を守るため、アルゼンチンのためにプレーし続けたい」と思いを吐露したという。

「これで自分の(W杯の)キャリアを終わらせたかったので、これ以上は望めない。このような形で終えることができたのは、本当に素晴らしいことだ」と念願のW杯タイトルを喜びつつ、「コパ・アメリカ、W杯と勝ち進んできて、そろそろ終盤。サッカーが大好きで、このチームの中にいて、世界チャンピオンとして試合を経験することができる」と今後への意気込みも語っていた。

 また記事では、「メッシのために場所を確保しなければならないだろう」とアルゼンチンを率いたリオネル・スカローニ監督の試合後コメントも紹介し、意欲があれば代表でプレー可能な状況を示唆している。

 そのうえでスカローニ監督は「彼と彼のチームメイトを指導できたことは、とても光栄だ。チームメイトにこれほど影響力のある人物はいない」と偉業を達成したメッシへの賛辞も送っていた。

 アルゼンチンのユニフォームを着た「10番」の姿は、もう少し見られるかもしれない。(FOOTBALL ZONE編集部)