1月6日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームはこの日、鹿島アントラーズクラブハウスで2023シーズンを始動させ、移籍加入した昌子源や植田直通ら新戦力も姿を見せた。

上写真=昨シーズン途中から鹿島アントラーズの指揮を執る岩政大樹監督(写真◎Getty images)

「臨機応変に、変幻自在に」

 鹿島が2023シーズンを始動させた。昨年8月から指揮官となった岩政大樹監督のもと、昌子源や植田直通がチームに復帰し、2016シーズン以来となる国内タイトル奪還を狙う。

「心地よい緊張感があります。監督として迎える初めてのシーズンスタートでもありますので、身の引きしまる思いであり、非常に大きな責任があると思ってスタートしました」

 新シーズン初日の練習を終え、岩政監督はそのように心境を明かす。「鹿島らしい空気感がまたあったような気がするので、それを大事にしたい」と、選手たちのトレーニングに打ち込む姿勢に手応えを得て、監督としての2シーズン目のビジョンを描く。

「今年はいろいろと戦略を立てながらシーズンを過ごしていきたいと思っています。そのなかで臨機応変に、あるいは、変幻自在に変化をしながら、チームを成長させていくことを狙っていきたい。メンバーも十分に集まってくれましたので、最終的には一番高いところに立ってシーズンを終えたいと思っています」

 Jリーグの頂を目指し、鹿島が新たな戦いに挑む。

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