イングリッシュ・プレミアリーグ第23節のアーセナルvsブレントフォードが行われ、1-1の引き分けに終わった。ベンチスタートとなったアーセナルの日本代表DF冨安健洋は出番がなかった。

【映像】アーセナルの両翼が躍動!トロサールが加入後初得点

 前節のエヴァートン戦で今季2度目の敗戦となった首位のアーセナル(勝ち点50)が、直近の9戦で5勝4分無敗と好調の7位・ブレントフォード(勝ち点33)をホームに迎えた。

 立ち上がりにチャンスを作ったのはホームチーム。15分にワンツーで抜け出したブカヨ・サカがボックス内からシュートを放つが、ここはGKの正面をついてしまう。しかし25分にはアイヴァン・トニーにポスト直撃のシュートを浴びるなどオープンな展開となった。

 しかし前半にスコアが動くことはなく、後半に入ってもなかなか点数が入らない。するとアーセナルは62分にガブリエウ・マルティネッリに変えてレアンドロ・トロサールを投入。すると68分には右サイドを突破したサカの折り返しに、トロサールが反応。ファーサイドで合わせるとボールはゴールネットを揺らし、トロサールの移籍後初ゴールでアーセナルが先制に成功した。

 しかし喜びも束の間。74分にはセットプレーの流れからゴール前が混戦となると、最後はクリスティアン・ノアゴーアの折り返しをトニーが頭で押し込んで試合は振り出しに戻った。その後はアーセナルが反撃に出るも決勝ゴールは生まれずに終了の笛。アーセナルは前節の敗戦に続き2試合続けて白星を飾ることはできず、対するブレントフォードは10戦無敗とした。
(ABEMA/プレミアリーグ)