試合開始直後、「グシャ」という鈍い音が響き渡ると、静寂に包まれた館内にどよめきが起こった。21歳の新鋭が、29秒の“瞬殺KO”劇を披露すると、たった一発で対戦相手が戦闘不能状態に。見事なクロスカウンターを受け、魔裟斗が「体に染みついた思いっきりのいいパンチ」と称賛した。