「最後に一言だけ、すみませんいいですか」。
 およそ1時間40分にも及んだ会見の最後に、そう切り出した小室哲哉さん。「僕たった一人の人間の言動などで日本であったりとか、社会が動くとはまったく思っておりませんが、なんとなくですが、高齢化社会に向けてであったりとか、介護みたいなことの大変さであったりとか、この時代のストレスであったりとか、そういうことに少しずつですけどこの10年で触れてきたのかなと思っているので、こういったことを発信することで、みなさんも含めて、日本をいい方向に、少しでもみなさんが幸せになる方向に動いてくれたらいいなと心から思っております。微力ですが、少しなにか響けばいいなと思っております。ありがとうございます」。