つらい時に楽しい音楽を聴くべきか、それとも悲しい音楽を聴くべきか。人のメンタルに関するある研究結果が発表された。
南フロリダ大学が発表したのは「うつ病と診断された人は悲しい音楽を好む」という研究結果。女子学生のうち健康な38人とうつ病と診断された38人を対象に、「幸せな音楽(天国と地獄)」と「悲しい音楽(弦楽のためのアダージョ)」を聴かせたという。
結果、うつ病と診断された人は健康な人よりも「悲しい音楽」に好感を持ち、心を落ち着かせ、リラックス効果が得られる効果もあったということだ。この結果から音楽療法や音楽セラピーに応用できる可能性もあるのではないかと注目されている。