将棋の竜王戦七番勝負第1局が10月9、10日に東京都渋谷区の「セルリアンタワー能楽堂」で行われ、タイトル通算100期の大記録を目指す羽生善治九段(50)は、豊島将之竜王(叡王、30)に52手で敗れた。52手は、竜王戦七番勝負としては最短記録。対局開始直後から、非常に激しい戦いになると、2日目に入ってからも一手一手が勝敗に直結する進行に。リードされてから逆転の一手が見つからず、2年ぶりのタイトル戦は黒星からのスタートとなった。